ノラ猫の寿命は平均すると2~3年と短いようです。確かに猫同士でケンカをよくしていますし、飼い猫に比べるとケガも多く、食べているものも良くないので毛並みも悪いことも多いです。また、車に轢かれるリスクも高く、ノラ猫の一生は短いのです。
ここで人間の介入が入り、ノラ猫を不憫に思いエサをやる人もいます。情から出ている行為ですが、生き物は食べたら出します。
猫は同じ場所で糞をする特性があります。ノラ猫に縁もゆかりない他人の敷地内で粗相するのも困りものです。
誰が加害者で誰が被害者かわからないノラ猫の糞害問題は実際に一部の地域で発生しています。
この日記はノラ猫の糞被害で頭を悩ませた私が対策した全てと解決したやり方を記事にしたものです。
【最初の記事:ノラ猫の糞害被害日記~どう対策して解決したかの記録~】
ノラ猫に糞をされないためには根気が必要
はじめに頭にくるのが、ほぼ毎日のように猫糞の掃除をさせられること(実際は妻がやってる)と、掃除をしても同じ場所に定期的に糞をされることです。
それプラスこちらは被害者なのに、糞対策に行政は愛護法の絡みがあるので個人が対策する方法しかないと言いますし、忌避剤やとげとげシートなどは自分で購入しないといけないということ。
正直なことを言うと、ノラ猫問題は地域を含めて全員が被害者になります。元々は飼い猫が捨てられたことが問題でしょうが、猫も当然のように生きる権利があります。
動物を飼ったら最後まで面倒を見てください。身勝手な人の行動で第三者が迷惑をしています。
一体誰が得をしているのかさっぱりわからないのがノラ猫事件で、ノラ猫のエサ場になっている場所は不衛生でそばに寄ると動物園のような臭いがする場所もあるくらいです。
こちらの記事では、ノラ猫の糞害対策を行ってきてうまくいかなかったものです。(場合によっては効果が出ることもあるみたい)興味がある方は併せて参考にしてください。
【参考:ノラ猫の糞害(憤慨)被害日記②~実際の対策してみた話~】
本題:最終的な猫の糞対策に選んだアイテム
【実際に自宅で使用しているもの】
写真を撮る前に掃除くらいしておけという感じもしますが、超音波を使った猫よけ器です。価格は3,000円ほどでした。Amazonで購入できますのでお困りの方は調べてみてください。
電気はソーラー充電しますので基本的に放置しておけばいいです。全面部にフラッシュとセンサーがついているので、深夜に猫が前を通ったら明かりがついて超音波を出します。
これが絶大な効果を発揮して、うちではこいつを設置してからノラ猫の糞の被害がなくなりました。
自宅周辺をパトロールしてみると、近所も同じような機械を設置している家庭が多いことに気づきました。
同じようにソーラー充電タイプ。機械は緑色のものが多いかもしれません。確かに庭に設置すれば擬態(?)になります。
ここの家も緑。少しサイズは小さい。自宅の真ん前に置いているので頻繁に音が鳴っていました。
超音波で撃退!というよりもモスキート音
大人は聞こえないものの、子供は気分が悪くなるモスキート音。
この機械はセンサーが反応すると猫が不快だと感じるモスキート音を出して猫を撃退します。
少々問題があり、このモスキート音は大人でも聞こえるレベルで、子供が家にいる家庭は子供も気分が悪くなるというデメリットもあります。
そのため音の出力量を変更したり、自宅の正面でなく猫の通り道になりそうな場所に設置したりして対策してみてください。
1週間ほどでノラ猫の糞被害がなくなった!
最終的に効果があったのは『猫撃退器』でした。猫としてはうちの敷地内を縄張りと思っていたのでしょう。最後に苦し紛れの最後っ屁というか、1週間ほど糞被害はなかったものの最後の1発をぶっこんできましたが、なんとなくそれを見て苦し紛れな感じがしました。きっと悔しかったんでしょう。
この機械を設置して9カ月ほど経過していますが、今もノラ猫の糞による被害は発生していません。たまに隣の家の敷地内で粗相していることもあるようですが、うちでやることはなくなりました。
- 罠による捕獲⇒未対応
- 柑橘系などの天然素材で撃退⇒未対応
- 忌避剤を撒く⇒効果なし
- とげとげシート⇒ほぼ効果なし
- 忌避剤&とげとげシート⇒ほぼ効果なし
- 猫撃退器⇒完全勝利!
うちの場合は、最終的に猫撃退器で勝利を収めました。ノラ猫の糞被害では毎日のようにノラ猫にイライラしましたし、この問題がきっかけで猫が嫌いになりました。
世の中に愛猫家が多いことは重々承知していますが、私にとっては害獣でしかありません。
しかし、相手は生き物で、動物愛護法でも保護されている動物です。(そもそもはじめに捨てた人が常識がなさすぎる)
今の時点では遠ざけるしか方法がありませんが、やり方次第では日々のストレスから解放されるかもしれません。朝一に自宅の敷地にうんこされているのは本当に気分が悪くなるものです。