アメリカンビレッジや万座毛、沖縄黒糖は沖縄の中部エリアに位置します。那覇空港から車で1時間かからないくらいです。
観光するときの見どころや所要時間などを確認していきます。沖縄に旅行に行く際は参考にしてみてくださいね。
また、沖縄に行ったら居酒屋さんに行くのもおすすめです。一旦ホテルにチェックインしてから近くの居酒屋さんを探してみるのも良いでしょう。そんなに飲めなくても、沖縄の人の温かさや人当りの良さに、ほっこりすることでしょう。
沖縄で旅行する際はレンタカーでの移動が多いと思います。ちなみにうちが借りたナビは全く使えなくて、一度設定した目的地を削除することができず大変な思いをしました。
沖縄北部おすすめ観光はこちらの記事が参考になります。
【参考:沖縄美ら海水族館・革人など沖縄北部の見どころと滞在・所要時間など】
3泊4日、ナビは全てiPhoneを利用しました。このようなことも起こるので、沖縄に旅行に行く際、車用のスマホ充電器があると便利ですよ。(100円ショップでシガーライターの変換機は売っています)
アメリカンビレッジ:所要時間1時間~2時間
アメリカンビレッジは大型のお土産屋さんと食事ができる施設と考えておくと良いです。アメリカンビレッジの隣の建物にはカラオケ屋さんや、ゲームコーナーがありますが地元の人が行くような感じです。時間を持て余してしまうならカラオケに行ってもいいかもしれませんね。
アメリカンビレッジはお土産屋さんも多いのですが、アパレルなどの服、雑貨屋も多く、夕方以降は地元の高校生がやってきて賑わいます。
アメリカンビレッジを一言で説明するなら、国際通りとはイメージの違うお土産屋さんという感じでしょうか。
観光というより、買い物を楽しむ場所です。アメリカンビレッジを見て回るだけなら30分くらいですが、買い物したり食事したりすると2時間前後時間はかかるでしょう。
アメリカンビレッジマップ
マップの一部です。建物は右の図が分かりやすく説明しています。施設自体は広くありませんが、店舗が密集しているので見どころ満載です。
お土産屋さんやアメリカンスタイルのお店、高級なハンバーガー屋さんや、ステーキのお店が並んでいます。
個人的には、無料で自宅に郵送してくれる泡盛専門店が好きです。泡盛がお土産っていかにも沖縄っぽい感じがしませんか?クセがなくて飲みやすいものが多いです。
アメリカンビレッジ:写真を取れるスポットがいっぱい
奥に観覧車が見えることは置いておいて、カウボーイ時代のアメリカにタイムスリップしたような雰囲気のアメリカンビレッジは写真スポットもたくさんあります。
こんなカウボーイの作り物に顔を入れてみたり。
『アメリカでなぜ海賊?』というつっこみは置いておいて、美人海賊団の隣に座って写真も撮れます。
お宝を見つけた海賊の前で同じポーズをすると、楽しい気持ちになります。
どこに写真スポットがあるか探してみてくださいね。まだまだ写真映えするポイントはたくさんあります。旅行の思い出になる写真をたくさん撮りましょう!
沖縄黒糖:滞在時間1時間
行こうと思わないとスルーしてしまいそうな場所に『沖縄黒糖』があります。元々は工場だったらしいのですが、観光客向けに工場を見学できるようになっています。(見学無料)
こちらの記事で沖縄の歴史について触れましたが、沖縄や奄美地方の黒糖が日本の近代化に大きく貢献しているという歴史があります。
表に出てこない歴史ですが、今も脈々と黒糖づくりが受け継がれていることに震えませんか?
沖縄黒糖は社会見学的な要素も持ちながら、黒糖の販売もしています。
黒糖は白砂糖を精製する前の状態でミネラルが豊富です。ナトリウム、カリウム、カリウム、ビタミンなど、食事では補給しきれない栄養素が多いことに注目されています。調理の砂糖に黒糖を使う、コーヒーの砂糖は黒糖を使うという美容や健康に意識の高い人たちが多くなっています。
商品名が『黒糖・純黒糖』になっているものは、サトウキビのしぼり汁だけで作られたものです。しぼり汁を5時間ほど煮込み作られます。『加工黒糖』はこれに、糖みつなどを加えて加工したものを指します。
黒糖はそのまま食べてもおいしいです。甘味が抑えらていますので食べやすいですよ。
沖縄黒糖工場見学の様子
何も加工されていないサトウキビです。見た目は竹みたいですね。これを工場で丹念に加工して黒糖(ブラウンシュガー)に変えていきます。
サトウキビの皮をはいで、中身を抽出。何度も精製するための施設です。奥では職人さんが一生懸命働いています。
銀色の箱の中の様子です。これだけ見ると食品と気がしませんね。ここからさらに精製して黒糖に仕上げていきます。
最終的に固めて黒糖のできあがり。型に流せば、沖縄の守り神、シーサーの形にもなりますね。(ちょっと欲しいかも)ビタミン、ミネラル豊富な安全な砂糖の出来上がりです。
お土産コーナーやイートインコーナーも充実
黒糖を使ったお菓子や、お土産が販売されています。写真の真ん中のちんすこうの値段に驚くはずです。
お土産で価格が250円って安すぎませんか!沖縄はこのように、お土産がリーズナブルなところも良いところです。
価格も安いので会社や近所、友達にふんだんに配れますよ。
万座毛:滞在時間15分
万座毛は沖縄の絶景ポイントです。『波の満ち引きによって自然に象の鼻の形』に削れた形が印象的です。
また、地平線まで見渡せる景色と、青い海がとてもキレイで100年後も残っていて欲しい絶景ポイントです。
万座毛までは普天間基地の近くから高速に乗っていきます。普天間基地や沖縄黒糖、アメリカンビレッジから1時間くらいかかります。場所は恩名(おんな)村。
万座毛は琉球時代に尚敬王が『万人座れる広い毛(毛は葉っぱや草原を指す)』と言ったことで名称が万座毛になりました。
悲しい戦争の激戦区でもあった
第二次世界大戦、太平洋戦争で恩名村周辺はアメリカ海軍が上陸した場所であり、激戦区となりました。非戦闘員である一般市民も犠牲にあいました。
こちらの記事の終盤で、簡単に沖縄の歴史について確認ができます。
【参考:沖縄旅行に行くときに気を付けたいポイントをまとめてみました】
当時の日本は『敵軍の辱めを受けるなら自決せよ』というテーマがあり、万座毛から集団自決した一般市民が1000人を超えているというデータもあります。万座毛に限らず、沖縄の断崖絶壁の各所でこのような集団自決が起こりました。
とても悲しい歴史ですが、生きている私たちが歴史と向かいあって、二度と同じことが行らないように正しい認識を持つことが重要だと考えています。
それにしても、万座毛・・・キレイだな。
万座毛は絶景以外は廃れていた
私が万座毛に行ったときは夏休み期間中でしたが、おみやげ屋さんは全部閉まっていました。
建物の老朽化具合からお土産屋さん自体やっていないような感じで、何も買うことはできませんでした。
観光客は多いので、車は満車近く止まっているんですが、景色を観てみんな帰ってしまうという感じです。
おみやげ屋さんの中の様子。これは確実に営業していませんよね。やり方さえうまくやれば、観光で商売できると思います。この地域にアイディアマンが出てくることを祈るのみです。
万座毛で唯一、買い物ができる場所は自動販売機です。すでに対策済みでごみ箱が3つ設置されているにも関わらず、ゴミが溢れています。少し悲しい気持ちになりました。
例えば、お土産品とか、全部自動販売機で売るという案はどうでしょう?利益が出るなら、人を雇うこともできると思いますし、ゴミを回収したり、清掃する人がいたら、恩名村の雇用にも貢献するのでは?と思いますけど。
旅行に行った人の勝手なつぶやきです。
沖縄の観光と言えば、美ら海水族館ではないでしょうか?こちらの記事では、美ら海水族館の近くにある観光スポットや所要時間などについて確認できます。
【参考:沖縄美ら海水族館・革人など沖縄北部の見どころと滞在・所要時間など】